2009年6月、
荒れ果てた土地を切り開くことからSYOKU-YABO農園は始まりました。
不要な雑木や雑草を伐採、農園という”場所”をデザインする。
幼馴染の天才的な大工が、壊れかけたプレハブ小屋を厨房に造り上げる。
手押しの小さな耕運機一つで畑を耕す。
子どもの頃造った秘密基地のような感覚で、この場所は設計図もなく、ゆっくりと出来上がってきました。
そして、2010年10月、食堂としての営業がスタート。
通常の昼間の営業だけでなく、農園ウェディングやイベントを中心に、今までに様々な方にご来園いただきました。
そして、様々な人と出会い、SYOKU-YABO農園を支えてくれるスタッフや仲間がたくさん出来ました。
「日向ぼっこでもしていきませんか ここでただ座って お茶でも飲んで話を」
細野晴臣さんの名曲、『僕は一寸』
この歌を一人口ずさみながら造り上げてきたこの農園に、今では大勢の人が来てくれる。
開墾していたときの自分に教えてあげたいな。
食の世界を変えるべく、豊かな郷土の食文化が失われないように、
僕等はこれからも三浦半島の大楠山のふもとにあるこの農園で、
僕等の想いを料理に変えて、発信し続けていきます。
SYOKU-YABO農園の掲げるスローガン。
『感性を鍛えろ!!』
一人でも多くの人の感性に、僕等の想いが響いたら幸せだな。
2018年12月1日 代表 眞中やす
SYOKU-YABO農園の考える食
▶日本各地の伝統調味料を中心に使用します
SYOKU-YABOでは、日本各地にある伝統的調味料を、『国宝調味料』と呼んでいます。
地域の財産であり、日本の財産でもあるこれらが、いつまでも失われず伝承されることを願っているからです。
また一般的に使用される、マヨネーズ、ソース、ケチャップは料理に使用しません。
▶調理方法を隠しません
国宝調味料の素晴らしさを伝えるために料理を提供しているので、企業秘密的に調理方法を隠したりしません。
使用している調味料の生産者名、連絡先等を全てお伝えします。
▶調理する際に化学調味料を使用しません
食材本来の味を楽しむために、凹凸のある味わいを楽しむには不必要だからです。
▶添加物や化学調味料を使用した調味料は使いません
伝統的な製法の調味料はそもそも無添加な物ばかりです。
▶料理(甘味を除く)に砂糖は使用しません
店主の好みではありますが、砂糖の甘さが料理には必要ないと考えています。
▶遺伝子組み換え原料を使用した調味料は使用しません
コーン、大豆、菜種を原料としたサラダ油等は使用しません。
▶農薬、化学調味料を使用せずに栽培した自家栽培の野菜を使用します
米、ゴマ等を除き、野菜は全てSYOKU-YABO農園で栽培した野菜を使用しています。
米は長野県蓼科産の農薬、化学肥料を使用せずに栽培した物を使用しています。
▶すべて手作りの料理を提供します
無添加だとしても、総菜類や漬物を仕入れて提供することはありません。
ウェディングに於いてもイベントに於いてもすべて農園で手作りした料理を提供しています。